デジタル第1種工事担任者


※平成17年4月に省令が改正され、現在はデジタル第1種というのは存在しません。
  DD第1種がほぼ近い資格になりますが、工事範囲や試験内容に変更が出ています。
  具体的にはISDNの工事及びアナログ第3種の工事が出来なくなりました。その分、
  ISDNの内容は試験に出なくなりました。

※デジタル第1種=DD第1種ではありません。DD第1種を取ってもデジタル第1種の
  工事をする事はできません。ISDN及びアナログ工事に関してはAI種に移管されました。

操作範囲

具体例

試験科目

  1. 電気通信技術の基礎
  2. 端末設備の接続のための技術
  3. 端末設備の接続に関する法規

取得してみて・・・

 とりあえず、なんだか分からないがこの資格は今までで取るのに一番苦労した。とは言
っても、アナログ第1種を先に取得していた関係で1科目(基礎)は免除だったんですが。

 まず1回目の試験。アナログ第1種が意外にも簡単に取れたせいで、結構安易に考えて
勉強していた。余裕でらくらくと試験を受けに行き、まぁ、出来たやろぉ〜と思っていたのに
よく自己採点してみると、これはやばい・・・。案の定、試験の結果は「科目合格」だった。
法規は通っていたが、技術がだめだった。なんと言うことかぁ・・・.。
 次は2回目の試験。そこそこ勉強していたが、なんと、まぁ、不運。就職試験の関係で
どうしても受けられない・・・。仕方がないので棄権。受験料と勉強時間が一瞬にして無駄
になってしまった。
 3回目の試験。今回はもうせっぱつまっていた。別に科目免除になる期間が過ぎるという
訳ではなかったが、就職前に取っておくにはこれが最後の試験だったからだ。仕事がら、
就職してしまうと暇がないのではないかという危機感があった。そのため、今回は結構
勉強した。大学への往復の電車の中や、研究室等で。問題集も最初から最後まで下の
コラムの所も含めて2,3回はやった。さらに、1年前の本(つまり1回目の時に買った本)
も最初から最後まで解いて覚えた。しかし、試験は難しかった。新問が多くデジタルの新
しいものもいっぱい出ていた。試験会場でも多くの受験者が口々に「こりゃあかんわぁ」
って言ってた。とはいうものの、試験結果は封筒で来た(つまり合格。不合格の場合、封筒
ではなくハガキでくる。資格者証申請用紙が不要な為)。とりあえずよかった。

試験を受けている人はほとんど男性で、大学生くらいから老人の方まで様々だった。
中にはNTTのバッチをつけている人もいたので、仕事の関係で受けている人も多いので
はないかと思われる。アナログ第1種の時よりもやはり受験者が多い。

 勉強の為の資料としては今回はリックテレコムの工事担任者デジタル1種実践問題と
いう本を使用した。まぁ、この本を使っている人が一番多いのではないだろうか。とりあえ
ず、問題がいっぱいあり、過去に出題された問題ならこの本を勉強していれば十分できる
だろう。ただ、新問にはちょっと弱いかもしれない。

統計資料

免許所有者:154,420名(平成23年度)  合格率:14.8%(平成14年度)


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